2026年の注目ワード:ロンジエビティとは?
- info3720361
- 22 時間前
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健康寿命を肌に応用
2026年、スキンケアは「欠点を隠す」から「生物学的プロセスを最適化する」へと進化
しました。
1. 「ゾンビ細胞(老化細胞)」の除去と制御
加齢とともに分裂を止め、周囲に炎症物質を撒き散らす「老化細胞(ゾンビ細胞)」
を、成分によって選択的に除去、あるいは活動を抑制。
これまでの「足りないものを補う」ケアから、「老化の元凶を取り除く」ケアへと、
より根本的なアプローチにシフト。
<ゾンビ細胞の3つの特徴>
〇「死なない」けれど「働かない」
通常、ダメージを受けた細胞は自ら死滅(アポトーシス)して新しい細胞に
入れ替わります。しかし、ゾンビ細胞は何らかの原因で死ななくなり、分裂も
しないまま肌に残り続けます。
〇「毒」をまき散らす
ただ居座るだけでなく、周囲の健康な細胞に対して「炎症物質」や「コラーゲ
ン分解酵素」を放出します。これにより、周りの正常な細胞まで老化の道連れ
にしてしまいます。
〇「老化の火種」
この細胞が蓄積すると、肌の弾力が失われ、慢性的な炎症が続くことで、
シワ、たるみ、くすみといった老化現象が加速します。
2.脱・対症療法
表面化したトラブルを隠したり、起きた後に治したりするのではなく、「老化が起こる
プロセスの根源を先回りして制御する」という思想への完全シフト。
·
■ アンチエイジングとの決定的な違い
ロンジエビティ | 従来のアンチエイジング | |
施術・ケア | 再生美容、微小電流、LED、バリア保護 | 過度なピーリング、過剰なボトックス |
キーワード | 老化細胞、細胞エネルギー、ウェルネス | シワ改善、リフトアップ、若返り |
成分 | NAD+、エクソソーム、 バイオペプチド | 強すぎる酸、高濃度単一成分 |
ロンジエビティを支える具体的な原料とは
1. 次世代の「長寿分子」
〇 NAD+ブースター:
ミトコンドリアのオートファジーを活性化させると同時に、細胞内のゴミ掃除と
エネルギー再生。
〇 PDRN (ポリデオキシリボヌクレオチド):
魚類・植物由来だけでなく、バイオ合成による「ビーガンPDRN」が登場。
DNAレベルでの修復をサポート。
2. 進化したデリバリー技術
〇 植物由来エクソソーム:
細胞間の「情報伝達物質」として、有効成分をターゲット細胞へ正確に届け、
再生を促進。
〇 ナノカプセル化技術:
有効成分をナノサイズのカプセルに閉じ込めて、角層をすり抜け肌の奥まで届ける。
肌の状態、環境に応じ有効成分の放出が可能。
〇 リポソーム型原料:
細胞膜に似た構造で、肌への親和性が高いためなじみが良好。水にも油にもなじむ
構造のため水溶性/油溶性成分を同時に内包可能。
3. 神経美容(ニューロコスメティクス)の深化
〇 神経伝達物質:
セロトニン、ドーパミンや、それに関与するペプチド、植物エキス、香気成分などを
活用。
〇 感性評価AI成分:
単に肌への効果(保湿や美白など)を追求するだけでなく、「その化粧品を使った
ときに脳や心がどう感じるか」をAIで解析・数値化し、それに基づいて設計。
4. エピジェネティクス(後天的遺伝学)へのアプローチ
生活習慣や環境による「遺伝子のスイッチ」の切り替わりを制御し、老化を促すスイッチ
を「オフ」に。
<エピジェネティクスとは>
「肌の設計図(遺伝子配列)は変更せず、そのスイッチのON/OFFは、後天的(スキン
ケアや生活習慣)にコントロールできる」という科学
● 老化のスイッチが「ON」になる原因:
① DNA損傷(外部環境、DNA複製エラー、活性酸素)
② 幹細胞の機能低下(細胞内外の環境変化、遺伝子制御の乱れ)
③ 社会的ストレスや生活習慣(紫外線、大気汚染、睡眠不足、ストレス)
まとめ
化粧品は“アンチエイジング”から“ロンジェビティ”へと進化し、肌の健康寿命を延ばす発想が主流になる傾向があります。 エピジェネティクスやAI解析を活用し、個々の肌状態に合わせたパーソナライズド処方化が進むと予想されます。
未来の化粧品は、肌と心、そしてライフスタイル全体を見つめるパーソナルトータルスキンケアが中心となり、単なるスキンケアに留まらない!!




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